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よしだ家のあゆみ

農業を始めたきっかけ

2000年11月、大学卒業後にアルバイトで100万円を貯め、ワーキングホリデー制度を利用し、1年間ニュージーランドでバックパッカー（低予算で国外を旅行する人のこと）となりました。現地で7万円の中古車（ギャラン）を購入し、トランクには食材や寝袋、エンジンオイルなどを常備し、転々としながら仕事と旅をしていました。

南島のブレナムという白ワインで有名な産地で、人生初めての農作業を経験しました。もともと農業に興味も無かった私でしたが、外国人達と寝食を共にし季節労働者として数ヶ月間働いた事で、自然の中で何かに縛られることなく楽しく仕事のできる「農業」に魅力を感じました。もちろん、肉体的には大変な事もありましたが、それ以上に開放的な空間での仕事が単純に楽しかったのだと思います。

今でも覚えていますが、休憩中にふっと空を見上げたらとてもきれいな空から気持ちのいい風が吹いてきました。その時「農業もいいもんだ」と就農を意識するようになりました。
大学卒業後、遠回りをしましたがこの経験をした事が、農業に携わる1歩となりました。

ニュージーランド

新規就農の現実

新たな夢を農業に託し、2002年に就農しました。
当初は農業素人で、栽培技術と販売先もなく、失敗を繰り返してきました。資金不足、技術不足、経営ノウハウ不足からの出発でしたが、スタッフみんなに支えられてなんとかここまでやってくることができました。
現在も課題は山積みですが、農業経営のあり方や植物目線での栽培方法を日々追求しています。

新規就農の現実

心豊かに・・・そして創造

2007年1月、いろいろな方々のご協力を得て「農業の法人化」を実現することができました。
そして、2009年、通販サイト名を「にんにくのよしだ家」に変更しました。農業は私にとって、仕事というより「生き方」です。ニュージーランドで経験した「心豊かな」生き方を実現するため、私は農業を舞台に新たな道を創造します。

豊かに・・・そして創造